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2011-03-19

離れた場所から震災を思う。


恐ろしい出来事が起きた。


僕はそれをインドのチェンナイという町で知った。
震災の翌日、インド人に言われ新聞を見た。
トップページに載っていた悲劇の写真。
テレビで映像も見た。
身体が凍りつき、言葉を失った。
こんなことがあっていいのかと思った。


自然は時にとんでもないことをする。
地球にとってはほんの少し身体を動かした程度のことかもしれないけれど。
もっともっと自然と向き合って生きて来なければならなかったのか。



犠牲になった方々には、心から冥福を祈る。
救出、救援活動をしている人達、避難生活を強いられる人達、放射能の危険に晒される人達、その他全ての困難な状況にある人達を思い、応援するとともに、一人でも多くの人の無事を切に願う。

遺族の人達や、まだ身内の安否が分からない人達のことを考えると、本当に涙が出る程悲しい。
一刻も早く全ての人に平穏が訪れてほしい。






今、僕は南インドにあるティルヴァンナマライという町にいる。
そこで祈り続けている。






祈ることしかできない。
今は、祈ることしかしないと決めた。


やろうと思えば、すぐにでも日本に帰り被災者のためにもっと具体的なことができるかもしれない。
こうして誰も知らない所でただ祈るだけというのは無意味なんじゃないかと葛藤する。

でも僕は今、祈ることしかしない。
本当にすべきことは分からないけど、今の僕はそう決めた。
このままもう少し旅を続け、日本に帰った時、その時にやるべきことを、やる。


このティルヴァンナマライという町には、瞑想させてくれるアシュラム(修行場)がいくつかあり、多くの信者達が祈りに訪れるヒンドゥー教寺院もある。

そこで僕は手当たり次第祈る。

アシュラムで振る舞われる食事には毎回感謝し、食事も満足にできない被災者の人達や、もう食べることもできなくなった人達に祈る。




僕達はたまたま生まれ、たまたま生き、育ち、出会い、死ぬ。
膨大な時間や空間の中で起こる見えない何かの力。

旅をしてそう思うようになり、だから世の中の全ては奇跡だって思う。



けれど、
それはもしかしたら真理なのかもしれないけれど、そう思えば楽になれるのかもしれないけれど、何もせずに受け入れようというものではないと思う。
諦めるためのものでは、決してない。
大切な人や自分が「たまたま死ぬ」のをただ受け入れることは今の僕にはできない。
人の命より大切なものは、この世にはない。

繰り返し言うけど、僕には何もできないけど、つらい状況にある人達、強く、優しく、頑張ってほしい。



世界中の人が応援してる。
いろんな人のブログにも書いてあるし、ここインドでも本当に多くの人が心配し、悲しみ、祈り、応援してくれる。
人間の温かさを感じ、心から嬉しく思う。



昨日読んだニュースで「ウエシマ作戦」というのを見た。
ネット上で、譲り合いの精神をみんなで持っていこうという声が出ているとか。
こんな状況で、こういうことが湧き出てくる日本の文化をすごいと思う。
ビジネスの世界では何かとネガティブに取られがちなこの日本の心。
生半可な状況ではないだろうけど、譲り合い、助け合い、この困難を乗り越えてほしい。


大好きな日本。頑張ってほしい。



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No title

久しぶり。失われてしまった命のことはもちろん、命は助かったものの放射能の危険にさらされながら必要な物資も受けられずにいる被災地の方々のことを思うと、私も胸が苦しいです。 福島原発問題に関しては、放射能パニック回避のため「大丈夫」と繰り返すテレビ報道と、事実隠蔽を疑って疑心暗鬼になる人々、日本の危機を伝える海外メディアなどの間で、私も気持ちが揺れました。関東、長野や静岡でも大きな地震が起こり、富士山噴火や東海地震への連動を不安視する声もあります。浜松まつりは中止になりました。大げさな話ではなく、すべてが最悪の事態に陥れば、日本という国が今後も存在し続けられるかすら、今は分かりません。

だけど私も、起こったことを胸に抱いて、ここで自分にできることをすることに決めました。ここで、自分が生きられる人生を生きることに決めました。好きで暮らしてきた日本であり、東京です。今はここで、最悪の事態を考えて不安になったり、そんな気持ちを忘れて笑ったり、この状況にあってもモラルのない人々に怒りを抱いたりしながら日々を刻むことが、私にとっての今の自分の“生”を全うするということなのだと思います。

また日本できっと会おう。あなたの故郷はだめだめなところもいっぱいあるけど、世界中どこを探してもないようないいところもいっぱいある国だよ。

Re: No title

うん。

そうだね。完璧なことをする必要も、正解もないんだと思う。
“その時の”自分が本気で決めたことをやるのが強いて言うなら正解なのかなあ、と。
もう少し突き詰めればいつ誰が死んでもいい生き方。自分も大切な人も。
こんな時に言っていいことか分からないけど、こういう事態だからこそ見えてくるものがあるんじゃないかと遠くから思っています。

頑張って、そしてできるだけ楽しく明るく過ごしていってください。
コメントありがとう。日本でまた会おう。

No title

こんにちは

キルギス、ウズベクで会いました中村です。
健康に旅を続けていらっしゃるようで何よりです。

私もTVで日本の津波の映像を見て、背筋が凍りました。
実家は仙台市で両親、親戚、友人の多くは宮城県各地に
います。両親親戚は内陸部なので大して心配はしません
でしたが、沿岸部に住む親友一家のことは心配で夜も眠
れませんでした。電話かけてももちろんつながりませんし。
気仙沼市にすむその友人一家とは地震の5日後なんとか
電話連絡がつき無事だと分かりましたが、避難所生活
とのことです。

私もできることはほとんどありませんが、5月に一時帰国
予定なので、その際気仙沼市の避難所に足りない物資を
軽トラでもレンタルして友人と運送する予定です。
なにしろ自分が生まれた地元宮城県なのでなにか
出来ることしたいと思います。

そちらお二人も健康で旅を続けてください。

No title

>なかむらさん
中村さん、実家が仙台でしたね。
ご両親、親戚が無事でなりよりです。
避難所生活は、特に精神的な面で過酷なものと推測できます。
もちろん不衛生からくる病気等も心配ですが。
僕も中村さんのように、日本に帰った時、素直に被災者のために動きたい。
生まれ育った日本ですからね。

まだアフリカですか?
引き続き身体に気をつけて、楽しく過ごしてください。

落ち着かない日々

北さん、インドで大震災を知ったんですね。

ワタシはたまたま都内のミニシアターで映画を見ている時に激震に遭いました。
ビルが揺れて、頭が真っ白になって、今でも思い出すと心がザワザワとして苦しくなります。

そして初めて帰宅難民となり、運良く避難所に辿り付く事が出来て
あたたかい場所で一夜を過ごせました。
たった一晩だけの避難所生活で、あれほど怖いと思った事はありませんでしたよ。。
ちなみに、これまた運良くオットと合流出来た事が唯一の救いで。

北さんの想いはきっと被災地に届いています。
私も自分で出来る事を考えて行動するようになりました。
遠い異国でも、日本の事を心配してくれている事が本当にありがたいです。
北さんの言葉に、胸が熱くなりました。

私も現実を受け入れて、もっと元気にならなくちゃ!
北さんもお元気で~★

No title

ご無沙汰です。

コルカタで会ったトシです。
元気そうで何より。

僕らはバラナシで地震のニュースを見ました。
おっしゃるとおり、インドにいる人々も皆心配していて、
連日のトップニュースでしたね。
同じように涙がでるような思いした…

今、一時帰国中です。(身内に不幸が有って…(震災ではないですけど))
あと、実家、茨城県なんですけど茨城も結構大変そうです。(家族は無事ですが。)
つい先日、水が出るようになったものの、いくつかのお店は
ガラスが割れ、店内ごちゃごちゃで営業できないお店とか
結構ありました。
肝心の実家は、不幸中の幸いで、塀が傾いたり壁にひびが
入ったりといった程度で済みました。それでも大変みたいですが。

あと少ししたらまた海外に旅に出ます。
ゆうすけさんと同じように海外から復興を願う予定です。

ちなみに震災中でも日本のご飯は旨かった~。

ではまた。

Re: No title

>カオリン
都内のあたりでも避難所ができてたんだ?
知らなかった。

すごい経験をしたね。
おれが想像しても及ばないものを経験し、直接感じたんだと思う。
偉そうなこと言うけど、こういう受け入れ難い事実を身近に感じることから、とても大切なことが得られると思う。
そうしてちょっと考え方を変えるだけで、大きな変化になっていく。
この悲劇を無駄にはしたくないよね。

あたたかい言葉、ありがとう。
お互い「今」を受け入れて、「今」やれることを、精一杯やってこう。


>トシくん
ひさしぶり。
いま日本なんだ? うちらはいまインドネシア。
茨城はやっぱそんなひどい状況なんだね。
家自体は大変なことになってるものの家族が無事なのは何より。
頑張って復興してってほしい。

日本食はこの頃特に恋しくなってる。なんでだろね。
でもうちらは逆に6月頭くらいに日本に帰るよ。多分中国から。
で、おれだけ多分少ししたらまた出かける。
二人とも元気に楽しく旅を再開してね。

No title

施行相変わらず、まだ世界中をフラフラしてんだね^^
なんか、急にムラキタの事を思い出して、ミクシィを久々開いた。

元気そうで何より。

日本の震災は俺たちに任せて、ムラキタは祈って、祈って祈り倒しとけ!

今回の震災は、一人一人が「完全に復興するまで忘れない」「復興まで応援する」っていう気持ちが一番大切なんだと、俺は思ってる。

ただ正直、すべてを悲観的にとらえるのは俺は嫌いだから、楽観的にもとらえて、「がんばろまい!やろまい!!」で、いちいち細かく、考えんでもいいような気もする。
相手が自然だもん!!

世界を見てきてるムラキタの話を早くききたくてたまらないので、日本に帰ってくる時があれば、教えてね~☆

Re: No title

ルイ、ひさしぶり。
嬉しいコメントありがとう。

そうだね、気持ちってのは本当にとても大切なことだと俺も思う。
極端言えば気持ち次第でなんでもできたり変わったりするしね。
本当にこの出来事は忘れたくない。

あまり悲観的になり過ぎないことも大切なことだよな。
ルイの言うとおり、たしかに相手は自然だもんなー。
自粛モードについてそっちで問題になってるんだよね?
俺は離れたとこにいるからそこら辺の微妙なところ、デリケートな部分は判断しづらいけど、なんとなく、行き過ぎた自粛、悲観はやるべきではないと思ってる。
頑張って、そして楽しむことも忘れずに。
そうやって、みんながハッピーになってほしい。

そうそう、俺6月に日本帰るよ。
一時帰国になるかどうかまだ分からないけど少なくとも2~3ヶ月はいると思うからまた遊ぼうぜ。

No title

そうかぁ、6月に帰ってくるんだね^^

東京でも浜松でもどこでもいいから飲み行こう!

楽しみにまってま~す!!
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プロフィール

きたむら ゆうすけ

Author:きたむら ゆうすけ
2009年1月から世界旅行に出ました。
いま行きたいと思う所を全部行ってみたい。
そうやって楽しみながら「やりたいこと」やら「お金」やら、いろんな中での立ち位置を少し見つけられたらなと思う。

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